おもちです。
最近環境問題について目にすることが多々あるように感じる。
私が興味を持ち始めたからそう感じるのだろうか。
ゼロウェイストやプラスチックフリーなどの言葉もなんとなく意味はわかっていながらも、
そもそもなんでプラスチックがだめなのか、
ゴミを減らさなくてはだめなのか本質がわかっていなかった。
本質がわかるとゼロウェイストもプラスチックフリーもすぐに取り組みたくなった。
私のゼロウェイスト・プラスチックフリーへの小さな一歩を紹介する。
ゼロウェイストとは
ゼロウェイストとは、ゴミをゼロにすることを目標にゴミを減らしていく活動のこと。
ゴミ問題として、
ゴミを焼却するのに膨大なエネルギーがいるねぇ、
またゴミ焼却の際には有害物質やCO₂の発生により大気汚染が…
地球温暖化、ゴミ埋め立て問題などもあるのよ
ゴミ問題は地球で生きてく上で考えなくてはいけないことやね
ゴミを少しでも減らすということは、
適正に捨てることでもあり、そもそも無駄に消費しないことであると思う。
プラスチックフリーとは
こんなに巷にはプラスチック製品があふれているのに、プラスチックはなぜ悪者なのか。
我が家を見渡してもプラスチック製品はたくさんある。
洗剤や詰め替えの容器、お菓子の包装、歯ブラシやゴミ箱、保存容器…
というかそもそもプラスチックってなに?
ペットボトルやお肉や魚を入れてる発泡スチロールはプラスチックだな…
と簡単に思いついたし、なんとなく質感でプラスチックだなとはわかるが、詳しくは知らなかった。
プラスチックというのは「合成樹脂」のことなのよ
しかも合成樹脂には種類がたくさんあって、
プラスチックや発泡スチロール(材質はポリスチレン)のほかに、
お掃除で使うメラミンスポンジも材質はメラミン樹脂というプラスチックなのね!
あと驚きだったのが、セーターに使われているアクリル繊維もなんとプラスチック…
シリコン樹脂もプラスチックという事実…
本当に知らなかったー別もんだと思ってたー…
そんなこんなでプラスチック製品は世の中にあふれていて、便利なものもたくさんあって
我々はその恩恵を受けているわけであるが…
そんな便利なプラスチックのなにがあかんわけー?
なんでこんな悪者扱いされてるんー?
プラスチックは自然分解できないのよ
故に環境中に流出すると半永久的に残って蓄積してしまうのね
そしてマイクロプラスチックや海洋プラスチックという言葉を聞いたことがないだろうか。
聞いたことはあるけど…
マイクロプラスチックは小さいプラスチックで、
海洋プラスチックは海に流れたプラスチックのことかいな?
マイクロプラスチックとは、街で捨てられたペットボトルやビニール袋などのプラスチックごみが海に流れ着き、波や紫外線の影響で粉砕し小さくなった微小のプラスチックのことなのね
それを魚が餌と間違って食べて、その魚を人間が食べて…となるとどうなるか
さっきプラスチックは分解されずに蓄積されるって言っとったから…
魚の中でも分解されずに残り、その魚を食べた人間の体内にも残るやーん!!
え、プラスチックこわ!!
そのようにしてプラスチックは生態系に大きな影響を及ぼす。
なのでプラスチックをなるべく使わないようにしようという動きが
プラスチックフリーや脱プラといわれるものだ。
小さな汚染者 -スポンジ-
先ほどマイクロプラスチックのことを触れたが、
なんとスポンジで食器を洗うことでも、マイクロプラスチックが海に流出する。
え、スポンジは使ってるけど、ポイ捨てなんてしてないし、ちゃんと捨てても海に流れるってどういうことなん?
スポンジはポリウレタンなどでできている、立派なプラスチックなのね
それでゴシゴシ食器を洗うと、汚れだけでなくスポンジも少しずつ削れて微細なプラスチックが一緒に流れていってしまうのね
なるほど、確かにスポンジって使ってるとヘタってくるし、それはつまりどんどん素材が削れているということ…紫外線や波に触れずともマイクロプラスチックを台所で作ってしまってるんや…
また茶渋をとるのに使ったりするメラミンスポンジ、
これなんてわかりやすく使えば使うほどスポンジが小さくなるでしょ
使い捨てプラスチックの代表ともいえるね
えぇー、メラミンスポンジ使ってるし、ストックもあるでー…
そうかー知らないうちにどんどん海にマイクロプラスチックを流してしまってたんやね…
食器洗いはスポンジと洗剤で、と何も考えずに今まで使ってきて、
洗剤は手荒れもするし体にも環境にもあまりよくないだろうとは思っていて
できるだけやさしい洗剤を使うよう心掛けていたが、
まさかスポンジが海の汚染と深くかかわっているなんて。
スポンジをやめてみた
スポンジの代替品を検索した。
すると「びわこふきん」なるものがヒットした。
なにやらがら紡技術で織られたふきんで、粗目に織られており、その凹凸で汚れをかきとる。
吸水・吸油力抜群で乾きが早く、煮沸もできるとのこと。
普段ふきんは石鹸と酸素系漂白剤で煮沸しているし、一緒に洗えるし、
メンテナンスも楽そうで今の生活に取り入れることができそうだ。
早速注文、1枚500円弱、お試しのため2枚購入
びわこふきん 朝光テープ有限会社 きなり 生成り色 食器洗い 台ふき 浴用 汗ふき ガラ紡糸人気で手に入りにくいのか、法外な金額で出品している業者もいるようだ…
あけてみると、思ってたよりも大きめサイズで、32㎝×35㎝
勝手な想像で少し硬めな素材かと思いきや、とてもやわらかい
これで石鹸を泡立てて顔を洗う人もいるそうだ。
しかしやはり食器洗いとして使うには少し大きすぎると思い、
1枚は半分に、もう1枚は4枚になるようカットしてカットした部分を縫った。
目が粗いため、縫うのは少し難しかったが、これでほつれることはないだろう。
念のため2本縫った。
使い心地はというと…
汚れがひどくないものは本当にびわこふきんとお湯だけで汚れが落ちる。
というか今まで気づかなかったけど、お湯だけでだいたいの汚れは落ちてるような…
過剰に洗剤使って、スポンジこすりつけて、洗剤もマイクロプラスチックも流してたんやな…
いつもは洗剤で手荒れするため、ゴム手袋をして洗い物をしていたが、
これなら手袋しなくても大丈夫そうである。
やはり素手で洗い物をすると汚れを直に感じることができて、洗い残しも少ないように思う。
また洗剤をつけていないとすすぎも早く、乾きも早い気がする。
また汚れのひどいものやシンクの掃除用にへちまたわしも導入した。
へちまここち 天然へちまたわし普通に売られているものは漂白されていて割高なものが多いように思う。
私はメルカリで漂白なしのものを購入した。
大きさも色々あって不揃いなへちまたわしがたくさん入っていた。
自分で好きな大きさにカットして使う。
キッチン用はぶら下げれるように、穴にマスクのひもを通した。
へちまたわしはそのままでは硬いが、水につけるとほどよくやわらかくなる。
やわらかくなりすぎないため、汚れをしっかりキャッチしてかき出してくれる。
そしてすぐ乾くため、清潔に保てる。
しかし自然のものって、なんでこんなに美しい形をしてるのかね、ため息がでるねぇ
まとめ
結果どちらも使っていて気持ちがよい。
どちらも使い切っても、自然に還る素材だ。
プラスチックのように分解されない、蓄積されるものではない。
安心してガシガシ使っていこうと思う。
プラスチックフリーへの小さな一歩
「スポンジをやめてみた」
コメント