おもちです。
サスティナブルな暮らしを実践したく、本やネットから情報を収集している。
今回はその中でよく出てくる、
洗って繰り返し使える「蜜蝋ラップ」を手作りした。
普段何気なく使っているラップ、環境を意識したことがないときから、
ラップってなんか使い捨てでもったいないな…
と思っていた。
ただ包むだけ蓋するだけなのに、使い捨て。
なのでできるだけ使わないように、
食べ物を保存する際は必ず蓋つきの保存容器に入れたりはしているものの
残った野菜を保存する際はラップに包んだりしている。
何気に野菜って人参1本とか玉ねぎ1個とか丸々使えることがない…
蜜蝋ラップには注意点もあるみたいだが、簡単に作れそうだし、さっそく作ってみよう
蜜蝋ラップを作ってみた
蜜蝋とはなにか
そもそも蜜蝋ってなに?うーせん教えて!
蜜蝋(ミツロウ)は、ミツバチが巣を作る材料として、働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌するロウのことなのよ!
優れた保湿性と光沢があるため、化粧品に使われたり、フローリングの艶出しとして使われているのよ!
ふーん、ミツバチって蜂蜜も取れるし、ありがたいですなぁ!
蜜蝋は融点が60~67℃のため、蜜蝋ラップは手のぬくもりで形を固定することができるのよ。
ちなみに蜜蝋はネットで購入できる
[化粧品原料]蜜蝋 オーガニック(100g)材料と道具
- 蜜蝋(ビーズワックス)…布の3倍の重量分 未精製のものを使用(精製したものでも使用可)
- ホホバオイル…布の1/3の重量 家にあった無印良品のホホバオイルを使用(他の植物性のオイルでも使用可)
- 綿100%の布…20×20㎝を1枚 家にあったはぎれを使用、薄手のものがよい
- 量り
- アイロン
- アイロン台
- クッキングシート
- 新聞紙
(nunocoto fablicさんの作り方を参照させていただきました)
材料を準備する
まずは布を自分の好きな大きさに切る(今回は20×20にした)
その布の重量を量る
布の重量の3倍分の蜜蝋を量る
布の重量の1/3の量のホホバオイルを量る
アイロンをかけて乾かす
アイロン台の上に新聞紙を広げて、その上にクッキングシートをのせる
その上に布をのせ、蜜蝋をばらまき、オイルを適当に垂らす
クッキングシートを折ってかぶせて、アイロンをかける
前述したように、蜜蝋は60℃~67℃で溶けるため、
粒粒の蜜蝋はアイロンをかけると溶けて液体になり、布にしみこんでいく。
まんべんなく布にしみこんだか確認し、少し冷ましてから布を取り出す。
それを乾かすと完成する
カラフルでかわいい~違う大きさでも作ってみたい!
蜜蝋ラップの注意点
蜜蝋ラップは熱に弱いことから、熱いものを包んだりはできない。
電子レンジや食洗も使えない。
お湯で洗うことも厳禁。
蜜蝋の特徴がわかっていれば、すんなり理解ができるわね!
蜜蝋ラップを作ってみて
思っていたよりも簡単に短時間で完成した。
不器用なおもちでもできたわけなので、お子さんの夏休みの自由研究などにもよさそう。
理科の実験のようでもあり、手作りして楽しい、
プラスチックフリー、サスティナブルを実践できる。
あと布の重量に対して3倍の蜜蝋の量は多いと思ったため、
次回はもう少し減らして作ってみようと思う。
五感を働かせて試行錯誤して作った手作りのものは愛着もわく
家にまだまだはぎれがあるので、大きさを変えてつくってみようと思う。
ハンドクリームも作ってみた
蜜蝋ラップを作ろうと思って蜜蝋を購入したが、使い切るのは難しく
ほかにも何か作れないか情報収集…
蜜蝋は高い保湿性があるため、化粧品に使用されていることを知り、
ちょうどハンドクリームがなくなってきているため、作ってみることにした
材料と道具
- 蜜蝋(ビーズワックス)
- アーモンドオイル 家にあったnowのアーモンドオイルを使用(他の植物性のオイルでも使用可)
- 好みの精油 今回はレモン、ラベンダー、ローズマリーを使用
- ハンドクリームを入れる容器 セリアで購入したアルミケースを使用
- 耐熱性の容器(湯煎用) iwakiの耐熱ガラスビーカーを使用
- 竹串
材料を準備する
色んな方の作り方を見ていると、蜜蝋とオイルの割合が1:5のものが多く、
そのようにしようと思ったが、夏場は緩くなるとの情報もあり、
今回は固めの1:4で作ることにした。
容器の容量が30gとなっていたため、蜜蝋は4g、オイルは16gとした。
材料を湯煎、その後精油を混ぜる
蜜蝋とオイルをビーカーに入れて、湯煎する
竹串でまぜながら蜜蝋を溶かす
蜜蝋が溶けたら、アルミケースに流し入れる
少し冷めるまで待つ(精油は熱いうちに入れてしまうと香りが飛んでしまうため)
まわりが白く固まりだしたら、(ビーカーのが先に固まってきた)
好みの精油を3滴ほど垂らして混ぜる
(今回はレモンのみと、ラベンダー2滴・ローズマリー1敵の2種類を作った)
混ぜているとどんどんすぐ固まっていくため混ぜる
この混ぜている間は必死だったため、写真とれず…
一つ目は要領をつかめず、でこぼこな仕上がりに…汚い…
二つ目は…
きれいにできた。
蜜蝋ハンドクリームを作ってみて
蜜蝋ラップも思っていたより簡単だと思ったが、ハンドクリームはさらに簡単だった。
緊張するのは精油を入れるタイミングと仕上げのところ。
まわりが白くなりだしたら精油を急いでいれるため、精油は蓋をあけて準備しておきたい。
まぜるのも上手にまぜないと出来上がりの表面がデコボコになる。
使用感はというと…とてもいい!
固めなので容器から少し取りにくいが、手に取るとさっとなじんで潤う感じ。
爪もツヤツヤしているような…
未精製の蜜蝋は蜂蜜のような香りがあり、レモンの精油を混ぜて作ったものは
蜂蜜レモンの香りがする。
材料は蜜蝋とオイルと精油だけのため、安心して使えるのもいいところ。
手だけでなく、リップクリームやボディクリームとしても使える。
もう市販のものは買わなくてよさそうである。
まとめ
今回は蜜蝋を使って、ラップとハンドクリームを作った。
蜜蝋のことをどんどん知っていくと、色んなものを作れることがわかった。
今後もラップとハンドクリームは自分で作っていきたいし、精油を混ぜて蝋燭も作ってみたい。
革製品のケア用品としても使ってみたい。
どれも家で、身近にあるものでできるものばかり。
サスティナブル、ゼロウェイスト、プラスチックフリー全て叶える蜜蝋で作る製品たち。
自然の力ってほんとすごい(ミツバチすごい…)
手作りは本当に楽しいし、学びも多い。体験って大事。
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