おもちです。
ずいぶんおサボリしてまして、ご無沙汰しています。
今年も終わりが近づき、断捨離やら掃除やら、
お家にある色んなものの見直しを少しずつ進めています。
クリスマスももうすぐですね!
クリスマスの思い出といえば、子供の頃、我が家にはクリスマスというものは存在せず、
ただただ普通の日だったのですが、サンタさんの存在は信じていました。
(プレゼントが欲しいだけだったように思うが…笑)
その日だけは押し入れで寝て、誰にも見られないでサンタさんが来れるように、配慮。
願いごとを書いた紙を枕元に置いて…
しかし翌朝、もちろんプレゼントはなく…
靴下置いていなかったからか?と思ったものです。
(悪い子だからこなかったんだ…ではない笑)
そう、今回の主役は「靴下」です!
毎日靴下はいてますよね?
よく見るとかかとが薄くなっていたり、穴空いてたりしませんか?
そんなとき、今までだと私は普通に捨てて、新しい靴下購入していました。
だって、靴下は3足1000円で売ってるし、新しいものってなんかうれしいし…
でも今回は違う選択をしてみましたので、ご紹介します。
靴下をかわいくお直し
穴があいた靴下、捨てずにお直しできる技法があります。
ダーニングです。
イギリス発祥の補修方法です。
たまたま手芸屋さんで本をみかけて、その補修がとってもかわいくて!
お直し…というと、つぎはぎやあて布のイメージがあり、
なんていうか、貧乏くさい感じがしていたのですが、
なんとも個性や味が出て、むしろ新しいのです!
私もやってみたい!と思い、家にある靴下を全てチェックし、お直し必要なものを捜索しました。
ダーニングに必要な材料と道具
ダーニングの本を読んだときは、ダーニング専用の道具、
ダーニングマッシュルームが必要であると書かれていて、
ちょっと試したいな…って人には少しお高めな道具…
ダーニングマッシュルーム 付け替え式 57-910 クロバー Clover 手芸 裁縫 ハンドメイド 手芸針 修繕 きのこ型 穴あき すりきれできたら家にあるものでできないものかと調べると、おたまで代用できるとの記載が!
実際に私が使った道具と材料のご紹介
- おたま
- ヘアゴム
- 仮止めクリップ
- 手芸用ハサミ
- 針
- 刺繍糸
たったこれだけ。
家にあるもので、できます。
ダーニングのやり方
道具、材料ともに小さいため、省スペースでできます。
埋めたいところをランニングステッチで囲う
おたまに靴下をはかせて、縫いたい箇所におたまのすくう部分をあてて、
ヘアゴムと仮止めクリップで固定します。
ヘアゴムじゃなくて輪ゴム、仮止めクリップも普通のクリップとか
固定できればなんでもOK。
ターゲットの箇所を画像の通り固定します。
埋めたい部分の少し外側をランニングステッチで囲うように縫います。
スタートは右上からで、縫い始めの少し横から針を入れ、糸は10㎝ほど残します。
スタートからターゲットを囲って波縫いしていきます。
これは縦糸、横糸を縫っていく際に、目印の役割になるため、雑で構いません。
縦糸を通す(縫う)
ターゲットをランニングステッチで囲えたら、
次はそのまま縦糸を通して(縫って)いきます。
上から下、下から上、縦に糸を通していきます。
画像にあるように、結構雑です笑
でもどうにかなるんです、これが!
縦糸が全部通りました。
私はケチって変な形で囲ってしまいましたが、
はじめは四角で囲ったほうがやりやすいと思います。
縦糸終わりの少し横から糸を出して、これも10㎝くらい残して糸を切ります。
横糸を通す(縫う)
次は縦糸に横糸を通して絡めていく作業です。
横糸は右下から始めます。
スタート位置からまた少し横から針をいれて、糸は10㎝ほど残します。
縦糸に絡ませながら横糸は通していきます。
針穴側を頭にして、通していきます。
縦糸の1本目を通す際は横糸は上を通し、縦糸2本目は下を通します。
それを交互に横糸を通していきます。
横糸1段目を終えたら、2段目に入ります。
1段目とは逆になるよう、通します。
どんどん針が通しにくくなりますが、ゆっくりいきましょう。
横糸8段目くらいかな?
縦糸と横糸が絡まっている感じしますよね!
横糸を全て通し終えました!
薄い部分を完全に覆うことができました!
縦糸と横糸が絡みあっていて、しっかり守られている感があります。
糸の処理
最後は靴下を裏返して、糸の処理をします。
裏側は最初に囲ったランニングステッチがありますので、
その糸に適当に絡めて処理して完了です!
まとめ
靴下に穴が空いた、さぁどうする?
私の答えは「かわいくお直し!ダーニング!」でした!
今までは「捨てて新しいものを買う」や
「捨てる前にせめてぞうきんとして使い切る」という選択でしたが、
新たな選択肢ができて、しかもダーニングという技法を学べて、
しかもしかもかわいくて世界に1つだけの靴下…
新たな靴下を手に入れたようで、愛着マシマシです!
ダーニングは糸を交互に絡めて穴を埋めていくのですが、
ずっと中島みゆきさんの「糸」が流れていました。
「織りなす布はいつか誰かをあたためうるかもしれない」
糸って1本1本は細いのに、絡まるとこんなに丈夫になる。
身をもって経験しました!
今はものが溢れていて、次から次に新しいものを買える時代。
それでも今あるものを大切にお直ししながら使うのって
本当に素敵なことだなと思います。
サスティナブルな暮らしにまた一歩近づいたかな?!
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